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技術選出場から一夜明ける。
今日は昨日の技術選で悪かった点などをクリニックしてもらう予定でコーチングトレーニング!と思ったのだが、起きたら腰痛がヒドい。その悪いまま小1時間の運転。スキー場に着いた時は降りるのもやっと。さらにブーツを履くのもやっと・・・・。
こんなんじゃ、人から教わるなんてムリだ〜。
適当に数本滑って早めにあがろう!ってことに。久々の本格的な雪!昨日の技術選で使用したデモジャージでは寒く、ウエアチェンジ。
「じゃ、この一本でおしまいにしよう」 とゴンドラに乗ったら、かつてお世話になったコーチM氏と同乗!。
「どうもどうも お久しぶりです」「こちらこそ」「今年から教えてないんですよ〜講師卒業です」
実はM氏は平日の常勤講師としてお手伝いを長年続けてきたようで、そのお手伝い講師ではなく正式な常勤講師の方がやっと配属されたのを期に卒業したとのこと。クラブ員であることは変わらずで、平日、時間を見つけては「遊んでますので声をかけてくださいね」と。
で、「せっかくなので、一緒に滑りましょう!」ってことで、無料!!!でレッスン。しかも数本だけかな?チョいアドバイスだけだろう?と思ってたら、一般レッスン以上に充実!!!今までのコーチトレ以上に本格的!!
もうスゴい勉強になる!!
あーーーーーだから昨日の技術選では点数が出なかったんだ〜。あーーー納得納得!!。もっと早く気づいていれば。
原因は「マテリアルの性能を生かしきれていない」 「タテの動作を活用しきれてない」 「進む動作より止める動作が大きい」
こんなん、知ってた。当日も考えていたつもりだったのだが・・・・・まったく生かしきれてなく。
「れ?前回も言ったような・・・・違う方でしたっけ?」 ズキズキ!あーーーそうだ!そうなんだよ〜。なんて大事な事を忘れていたことやら。
今回のトレーニングは今までとはまったく異なり、カービング=オープンスタンス って考えはヤメる。思い切って「クローズドスタンスでタテに落ちる動作を板全体に圧を十分にかけながら股関節の動作を意識する」。にテーマ。
そんな、オープンで胸張って、ケツ出して滑れっ!てあれだけ言ってたのに・・・・。オープンにしたことで悪いクセが出るなら、クローズにしてしまえってこと。
カービング=オープンなのは間違いない。けど、本来、アルペンレースからの流れで作られた板。こんなスキー場の斜面ごときでオープンスタンスでかっ飛ばすことなんてなく、ただのカッコだけになってしまう。さらにオープンにしてしまうことで、股関節の動きが硬くなり、ヒザや大腿部のヒネリの動作という悪い傾向が出やすくなってしまうと言う。
ははーん。なるほどね。
タテに落ちることで、上体は常に谷へ向く。ヨコの動作になった場合、ターン前半はヨコ、中盤は下、後半はまたヨコと一連の流れをとらなくてはならず、上体がブレやすい。もちろん、大きなターンになればこの動作は正解なんだけど、今の自分には上体のブレが悪いクセになっているので、練習方法としては
”股関節を意識したクローズでタテ” がしばらくの練習方法。
8本、1時間半ほどのレッスン。なんかありがたすぎて、ありがたすぎて頭あがらないよね。タダだけど内容はお金払っている以上のものだし、決して手抜きしてなくてマジだったもんね。
「今度はいつくるの?また声かけてよ〜教えてあげるから・・・」
もっともっとウマくなろう!来年の技選へ向けての気持ちが少しずつ高ぶってきた。
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